リバウンドハンマー試験はコンクリートの強度を推定するための非破壊検査の一種です
コンクリートのコア抜き(サンプル採取)等を伴わない、非破壊検査であるため構造体に影響を与えにくい検査といえます
リバウンドハンマー(シュミットハンマーとも呼ばれます)と呼ばれる器具を用い,バネによってハンマーでコンクリート表面に打撃を与え、その反発の程度から圧縮強度を推定する方法です
リバウンドハンマー試験
試験ではチョークで打撃点(9点)を描き、そこにテストハンマーを当てて、打撃します
構造体に影響を与えませんが、コンクリートに打撃痕が残ります
かし保証検査に必要な試験は以下の方法によります
■ 測定場所
測定箇所は2カ所以上とします
型枠に接していた平滑なコンクリート面を選定します
- 粗面、仕上げ層や上塗りのある箇所は避けます
- 測定部のコンクリートの厚みが10cm以上の箇所を選びます
- 隅角部、T字型の部分からは最低5cm以上離し、出来ればそれらの中央部を選びます
- 基礎天端からも5cm以上は離れた箇所を選びます(天端に近いと数値が出ない。)
■ 測定方法
各測定箇所毎の打撃点の数は9点を標準とします
- 9ポイント計測は必須 計測可能な広さが確保できない場合は、他の場所を選定します
- 打撃点相互の間隔は、3cm以上が標準 縦に3本、横に3本の線を引きその交点9点を打撃します(図1)
- 打撃は垂直コンクリート面に対して横から、直交打撃(標準)を心掛けます(図2)
- ハンマーに徐々に力を加えてゆっくりと打撃します
- 測定値で明らかに異常と認められる値、またはその偏差が±20%以上になる値があればそれを捨て、これに代わるものを補ってから平均値を求めます
メール、Zoomによる無料相談も承っております
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当日、検査開始時の立会をお願いしております
難しい場合は、代理の方でも結構です
開始時の立会をしていただければ、調査中の立会はご自由です
既存(中古)住宅の売買等に係る売主、購入希望者が、依頼者になることが一般的と考えられています
建物状況調査の実施は任意であり、必ず実施しなければならないものではありません
住宅をお売りになりたい場合には、建物状況調査を活用することによって既存住宅売買瑕疵保険や、売却価格査定に反映できるなどのメリットもありますのでご活用をご検討下さい
居住中であっても、調査は実施できますが、次の点にご注意ください
・調査の実施について、居住されている方の承諾を事前に得てください
・動かせない家具等があり調査できない部分について、調査報告書には「調査できなかった」旨が記載されます
・調査の依頼者や居住者の都合等により調査しなかった部位について、調査報告書には「(同意がなく)調査しなかった」旨が記載されます
調査の結果、劣化事象がない場合でかつ調査できなかった箇所がないことが必要な要件となります
調査の結果、劣化事象等が認められた場合は、当該劣化事象等を修繕いただいたあとに改めて建物状況調査を実施し、保険申込をしていただくこともできます
調査エリアは東京、埼玉、神奈川の一部となっています
詳しくは「お問合せ」よりお尋ねください
検査お申込み後は下記の流れとなります *はお申込みの方にお願いする事項となります
*お申込み
↓
日程調整の上、受付
↓
*図面等の資料送付
↓(事前に図面等をお送りください)
現地検査
↓(~5日)
調査報告書作成
↓(PDFにてメール送付)
*受領後、お支払い
(~7日)